ゾンビ映画:プロジェクト始動

2010年、私達が 「セーラー服黙示録」の 台本を書き始めて1年半、この映画を製作する上で最も重要な出来事の1つが起こりました。なんとこのプロジェクトが、韓国の「プチョン国際ファンタスティック映画祭」のNAFFプロジェクトコンペティションに選出されたのです。私たちは、その年の数少ないゾンビ映画のうちの一つでした。

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2010 韓国釜山のNAFF プロジェクトコンペ

多くのプロデューサー、映画関係者、配給会社、ジャーナリストや販売代理店等が集うこのイベントに参加できたことは、本当に素晴らしい体験でした。彼らは皆、長年にわたり、アジア映画を世界市場へ売り込んだり、製作へと導くことに成功している専門家達なのです。
それとは対照的に、主催者によって毎晩カラオケ大会等が開催され、それにより国際的な協力体制を妨げる数々の文化や国の違いによるバリアを取り除き、とても家族的な雰囲気のイベントとなりました。

全部で15個のプロジェクトがコンペティションに選出されました。そして、それ以降、いくつかのプロジェクトが完成し、リリースされました。

映画化にあたって特に影響を受けたのは、陪審員からのインタビューを受け、このプロジェクトのメリットとデメリットについてコメントをもらうという経験でした。彼らの意見のおかげで、突出した台本の問題点をそぎ落とし、この映画のメインテーマに即し、「基本に立ち返る」ことで台本を最終段階にまで仕上げる事ができました。

不満というわけではないのですが、新人監督として、これらのイベントに参加するという事は、重病の患者が医療チームの治療受けるようなものです。「この男は実際にこの映画を作れるのか?彼のプロジェクトは途中で消えて、もう二度と会わないことになるのでは?」等という疑問が沸き上がる度に、彼らの眼の中に一種の制限や距離を目にするのです。私がもし同じ立場だったら、私も同じような眼をしていたでしょうから、全く気にはしませんでしたが…。ただ、この経験は、私に早く映画を作り終えたいという気持ちにさせました。そうすれば、翌年には彼らの対応がもう少し妥当なものになるでしょうから。
わたしの言いたい事、伝わりましたでしょうか?

ともかく、もしあなたがアジア系ジャンルの映画を製作するのであれば、このイベントはとてもお勧めです。

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